若年性腕時計病

腕時計にのめり込んだ若造の時計レビュー・感想

バルジュー7750搭載の厚さ11mm!?

嘘のような話に聞こえますが、ある時計メーカーのホームページにありました。そのメーカーは「マセイティソ」。このブランドは全く聞いたことがなく、名前の一部にティソとありますが関係はないようです。正統性はわかりませんが1886年創業と、歴史の古いブランドです。

本題の厚さ11mmのモデルがこちら。

www.matheytissot.com

このページの記載ではバルジュー7750を搭載しているそうですが、ポン乗せではなさそうです。通常サブダイアルが三つあるのにこれは二つしかなく、この時計は永久秒針がありません。このムーブメントの改造でムーブメントが薄くなるとも思えないし、この薄さの正体が気になります。どうしても実物を確認してみたいのですが、国内にあるわけがありませんし。海外でも店頭に売ってるかどうかもよく分かりません。どうにか海外の時計ファンとコネを作って実物を送って貰えば好きなだけ眺められるのですが。こんな薄さのクロノグラフなんて今後見かけないですし、気に入ったら間違いなく購入候補ですね。

こういったブランドは情報がなかなか見つからないので分からないことだらけで、とにかく色々謎な時計です。

 

                                       

追記(2020年2月18日)

この時計の厚みに関して論じましたが、他のウェブサイトで確認が取れました。

この11mmという厚さはおそらくドーム風貌を除いた数値であると考えられます。このウェブサイトで見たのは、おそらく風貌を含めた14mmという厚さでした。蓋を開けてみればただの標準的な7750搭載機のスペックでした。

しかし、それでも完全に魅力が無くなった訳ではありません。現在市場には比較的廉価なタイプ20系の時計がかなり少なく、有効な選択肢です。こういった機械式クロノグラフを探している方、もし買ったらぜひ感想をお聞きしたいです。

ついでに公式サイトの商品ページがリンク切れになっていたので、以下に別のウェブサイトを載せます。

www.amazon.co.uk

デザインの流用はどこまで許容できるか?

以前ツイッターで「どうみても」シリーズとして幾つかの時計を紹介しましたが、ちょっとした反響があったので私のデザインの流用への考えを述べたいと思います。実は今でも考えがハッキリせず、一貫性がないように見えるかもしれないのでどうかご容赦ください。偽物やコピーに関しては論じません。

 

デザインの流用がセーフだと思うのは以下の様なケースです。

・テクノスやエルジンがサブマリーナやスピマスのデザインを流用している。

・スタインハルト等の本格的な時計つくりのオマージュブランド。

 

流用がアウトだと思うのは以下の様なケースです。

・高級ブランドが他ブランドのデザインを流用する。

 

今のところ、以上が私の考える流用のセーフとアウトの基準です。しかしこれもあくまでソースに基づかない主観なので、全く違う意見もあるでしょう。

仮にアウトの流用があっても、ちょっとした笑い話程度で済ませています。例えば、普段は良識のある仲のいい友人がやけ酒して路上で寝てしまったみたいに、友人の数少ない面白い失敗談の様な感覚です。

結局はセイコーによく見るシンプルな三針デザインも元を辿れば昔の誰かが考案した物かもしれませんし、時計以外の様々な物も流用だらけなので非難していたらキリがありません。ラーメンの世界においても、ラーメン二郎へ敬意を表してマネした二郎インスパイアなるジャンルもあるくらいです。

しかし労力をかけず、マネするだけの悪意のある流用があるのも事実です。ですが悪意があるかどうかなんて極端に言えば、作っている本人にしか分かりません。結局我々にできるのは、気に入ったら買うか、そうでなかったら買わない事しかできません。

話を戻しますが、該当ツイートには紹介した時計を貶める意図は全くありません。時計の世界の面白い事例を知って貰いたかったのです。とはいえ、受け取り手はブランドに対して悪いイメージを持ってしまう可能性もあるので、今後こういったツイートは慎重にならなければいけません。

ブライトリング オールドナビタイマー レビュー part3

 

 べルト・ストラップ

f:id:SOLmachina:20200125113614j:image

このメタルブレスは今まで経験したもので間違いなくトップの装着感です。エッグスライサーの様な見た目ですが、これほどの装着感を与えてくれると分かると、なぜかかっこよく見えます。5連ブレスレットで、各コマがとてもしなやかに稼働します。あらゆる手首の動きと角度に対応し、常に最高の着け心地が味わえます。時計本体がかなり大きくて重めなのですが、これのおかげで手首との一体感を味わえます。通常、こういった時計は手首が常に引っ張られる感じがするのですがその様な感覚は抑えられていて、ブライトリングのブレスレットはとても優秀なのだと実感しました。汗ばんでいても不思議と、嫌なベタつきがありません。

気づきにくい特徴ですが、コマが斜めになっています。ブライトリング以外のブランドで見たことない作りです。具体的に装着感にどのような影響を及ぼすのかは分かりません。

バックルはダブルロック式を採用しており、間違って外れてしまう事はありません。かなりごつく、剛性感があります。こちらも全て鏡面仕上げなので、威圧感を醸し出します。バックル部分は腕時計で最も傷つきやすいなのですが、この時計はそれが顕著に現れます。これほど綺麗なポリッシュだと傷が目立ちやすく、数年たつと結構ズタズタになります。この美しさを保つためには定期的な研磨が必要なので、少し手がかかるバックルです。バックルには微調整用の穴も複数設けられており、様々な腕のサイズに対応可能です。

このブレスの一番曲者なのがレベルの高い外装研磨と5連コマによる派手さです。明るいところはもちろん、暗所でもギラギラと輝き、人によっては下品さ感じをるでしょう。私はポリッシュが苦手なのですが、これに慣れたら案外平気になりました。むしろこの方向性のかっこよさにもアリだと思う様になりました。

装着感に関しては高い評価ですが、取り外しに難があります。ブレスの中に指を入れ、バックルを内側に持ち上げて外します。この為、常に少し緩めにブレスサイズを調整する必要があります。汗ばんでいると指を入れにくくなり、難易度がさらに上がります。

これほど独特なデザインですが、想像しうる様々な種類のストラップに合いそうです。しかし、22mmのストラップを持っていなかったので色々試すことはできませんでした。仮に持っていたとしても借り物なので、自粛はしますが。

 

総括

f:id:SOLmachina:20200125113839j:image

以前からブライトリングの時計は好きでしたが、ようやく着ける機会ができました。噂通りの装着感の良さに感動しましたし、何より初めて高級腕時計のメタルブレスを経験しました。今は断然NATOストラップ派なのですが、これほどの完成度のメタルブレスを手に入れたらまた使い始めるかもしれません。全体としても完成度が高かったのですが、やはり大きなサイズが自分の適性サイズとかけ離れています。慣れれば克服できる可能性がありますが、毎月かかるレンタル料が高価なのですぐに返却しました。

ムーブメントに関しては、やはり使いにくさが目立っていました。この時点でバルジューはやはり苦手な機械だと感じました。この機械のこれ程の大きな評価はユーザー目線ではなく、メーカー目線の物なのかもしれません。

様々な欠点がありつつも、いい時計であることに変わりはないのでブライトリングの時計が欲しくなりました。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

ブライトリング オールドナビタイマー レビュー part2

ムーブメント

f:id:SOLmachina:20200119110614p:plain
ご存じバルジュー7750を搭載しており、この時計を選んだ理由の一つです。厚さに関しては前回のスピマスデイトである程度克服しましたが、他のマイナス部分にかなり目が行ってしまいました。

時間調整時は針のブレがひどく、時間合わせは至難の技です。他にもいくつものバルジュー搭載機を操作してみましたが、これはバルジューに共通する仕様のようです。それに加え、しっかりと合わせたつもりでも後で分針がずれることも多々ありました。時間の合わせやすさを重要視している者にとっては致命的なマイナスであり、この時計を止まった状態から始動するのを躊躇してしまいます。一度パワーリザーブがなくなったらその後の時間合わせが煩わしいので、使い始めたら連日使って動かし続けるつもりでいないとかなりの不便を被ります。

所有していた個体はマイナス5秒程の日差でした。機械式時計ユーザーには分かると思いますが、基本的にマイナスよりプラス日差の方が好まれます。 多少精度が悪くてもいいので、プラスになる様にして欲しいですね。スピマスデイトもマイナスだったので、バルジューがそうなりやすい機械だと反射的に疑ってしまします。たまたま選んだ個体が両方そうであっただけなのを願っています。

手巻きの感覚はとても重たく、音が控えめなので巻き上げる手応えを感じにくいで苦手です。一番巻き心地が軽いはずのパワーリザーブがゼロの状態でも、この様な巻き心地なので、手巻きの楽しみはありません。止まった後の始動を躊躇に拍車をかけています。

クロノグラフプッシャーの押し心地は総じて硬く、簡素です。スタート、ストップ、リセット共に、ちょっと力を入れても押し込んでもプッシャーがビクともしません。ある一定の力を込めるとビクともしなかったプッシャーが唐突に「ガツンッ!」と押し込まれます。ロレックスのデイトナの様なバネの感触が好きなのですが、その様な物は一切感じません。やはり好きな押し心地ではありません。

 

サイズ

ケースサイズは41.5mmで大きめ。文字盤はそのケース系の大きさに釣り合うほどの情報量があるので、キッチリとその大きさの理由づけはされています。

ケースの厚さは15mmです。やはりバルジュー搭載機なので、これ程の厚さは覚悟でしていました。これでもバルジューとしては標準的な方なのが驚きです。かなり厚いので中々袖に収まりませんでしたし、とてもぶつけやすくもあったので日常使いには少し厳しかったです。

ラグ幅は22mmで、私の持っている時計の中では珍しく、ベルト交換の機会はありませんでした。大きめの時計ではよく見るサイズですが、今まで手を出していなかったので交換できるベルトを持っていませんでした。

ケースの全長(ラグの端から逆側の端まで)は48mmで手首にギリギリで収まります。

とてもボリューム感があって、手軽には着けられませんでした。私の細腕の上で異物が出っ張っている様で、明らかに許容サイズの上限を超えていました。後述の装着感である程度大きさと重さは誤魔化せますが、やはり大きいものは大きいですね。

 

ケース

f:id:SOLmachina:20200118104356j:image

圧倒的なボリューム感を醸し出しています。厚さとケース径の組み合わせで。手首の上で大きな鉄の塊が乗っているようです。

 回転計算尺を回しやすくするために、グリップとしてベゼルの淵が凹凸になっています。ダイバーズウォッチのベゼルにも同様の加工がよく見られ、好きなビジュアルです。初めてナビタイマーを見た時、文字盤の情報量とこのベゼルの組み合わせのインパクトが物凄く、度肝を抜かれました。最近のナビタイマーはベゼルの淵がビーズ状なのですが、これは好きではありません。

防水性能は現代の腕時計としては最低限レベルの3気圧。パイロットウォッチなので防水性能は重視しない設計なのでしょうか。クロノグラフという事もあり、日常生活ではもっと防水性能があった方が安心できます。f:id:SOLmachina:20200118104623j:image

 両球面の無反射コーティングが施されているサファイア風防です。これ程のごちゃついた文字盤であれば、ほぼ必須の装備でしょう。これで非無反射風防だったら時間確認の度に、映り込む反射像、計算尺、サブダイアルと戦わなければいけないので相当ストレスになります。手持ちのIWCメカクォーツ以上に悲惨な事になっていたでしょう。

 

一旦ここで区切ります。続きはpart3にて。

ブライトリング オールドナビタイマー レビュー

パイロットウォッチ好きを自称するからには、一度は持っておきたいと思っていたブライトリングのナビタイマーです。通常、私が好むパイロットウォッチはiwcの様なシンプルなものですが、この複雑なデザインもカッコよく男心を刺激しますよね。

以前ツイッターで呟きましたが、バルジューを実験としていくつか持って見ようという構想がありました。この時計はその構想の為に選んだ二本目です。

ブランドとしてもブライトリングは以前から装着感の高さや外装研磨の精度気になっていたので、 丁度いい機会でもありました。

 

フェイス

f:id:SOLmachina:20200111111412j:image

ぱっと見で、文字盤に情報がかなり凝縮されています。このフェイスから分かる情報は時間、日付、クロノグラフによる経過時間、回転計算尺の計算結果の四つです。これらの情報が文字盤にギュッと詰め込まれている様子は、プロフェッショナルな雰囲気を醸し出してくれます。

サブダイアルの大きさと配置のバランスは違和感がありません。計算尺を考慮した上でのサブダイアルの間取りだという事がわかります。さすがブライトリングなだけあって、計算尺クロノグラフの制作ノウハウがこのデザインなんとなく伝わってきます。一見煩雑な文字盤ですが、しっかりと配置が考えられていて最大限まで綺麗にまとめようとしているのがわかります。

よく見ないとわかりませんが、サブダイアルの針が青焼き加工されています。普段はほとんど黒に見えますが、強い光に当てると綺麗な青色になります。通常時は気づきにくい色合いなので地味な要素に思えますが、私の中では正解の判断です。ただでさえ文字盤の情報量が多い中、針が青々と主張してくるとうるさくなる可能性があります。敢えて目立たせないような綺麗な青にしているのを見ると、一種の品性を感じます。

f:id:SOLmachina:20200111111549p:image

いつものバルジュー搭載機らしく、3時側にデイトがあります。ノンデイト主義なのでマイナス点です。しかし、デイト表示によって文字盤がより複雑に見えるので、カッコ良さが増す側面もあるかもしれません。それに加え、仮にノンデイトだと三時側だけ不自然に間延びする可能性もあるので、デザイン的には正解かもしれません。

時分針は初めて所有する形で、名前が不明です。針の先端が最大限まで鋭くなっているので、どこを指しているのかを十分の一ミリ単位までわかります。そして、分インデックスまできちんと伸びているのも高級機の醍醐味ですね。この形もかなり視認性がありますが、普及していないので少しもったいないですね。他の時計で見たことありません。

ブライトリングにはいくつかの種類のロゴがありますが、この時計が採用しているのは80年代から一部の現行品に使われている物です。クロノ秒針の逆にもロゴがあります。時計の一部分にさりげなくロゴを使うのはとても好みの演出です。

f:id:SOLmachina:20200111113052j:image

ちなみに私が一番好きなのは「ツインジェット」と呼ばれるこのロゴです。アンティークに見られるものです。

ごちゃごちゃしていて視認性を懸念していましたが、慣れれば問題なく一瞬で時間を読み取れます。手持ちの時計達程視認性が高いわけではありませんが、それを上げる為の最大限の工夫を感じ取れます。

 

一旦ここで終わります。続きはpart2です。

ノモス チューリッヒ レビュー part3

 

ケース

使ってて気になったのがケースの傷つきやすさです。こちらとしては細心の注意を払って着用しているはずなのに、へこみや小傷が簡単についてしまっていました。特にベゼルの角が立っていたので、へこみになりやすい部分です。高級感のある時計にはあまり傷をつけたくないので、すぐに傷がつくのはマイナス点です。この様な耐久性の無さは、ガシガシ時計を使う自分には合わない要素でした。

全面鏡面仕上げなのも自分の好みに合わず、小傷が目立つのに拍車をかけていました。この時計をして、初めて鏡面仕上げへの苦手意識を自覚しました。サテン仕上げベースの時計を好む様になったのは、これがきっかけかもしれません。定価50万前後の時計にしては仕上げのレベルもそれ程高いわけでもなく、同じ価格のIWCの方が何枚も上手な印象です。

ラグが長く、腕に沿うように曲げられていません。ラグが手首から浮くようになってしまって、不恰好になってしまいます。ラグが曲げられていないのは、手首が大きな人を想定しているからでしょうか。しかし、ラグの形状は万人に合う様に作って欲しいです。これは深刻な問題で、これを手放した最大の原因です。さらにラグが長い分、革ベルト装着時にフラッシュフィットに大きな隙間が生じ、不格好になります。手首の上で視覚的にしっくり来ない時計は、どれだけ高価でも長続きはしないと気づきました。

風貌は無反射コーティングがなされており、どの角度でも用意に時間を視認できます。文字盤、針、この風貌の組み合わせによって最高の視認性を実現します。ベゼルがとても薄く、ガラスの面積が時計のフェイスのほとんどを占めています。これほどの大きいドーム状のサファイアガラスだと、かなりコストがかかってそうです。

f:id:SOLmachina:20191227151341p:image

あまり目立たない特徴として、ケースのリューズ付近が隆起しています。結果としてリュースが出っ張っています。手巻き時には掴みやすくていいのですが、見慣れないので少しいびつです。出っ張っている分リューズが手の甲に当たりやすく、少し気になっていました。

防水は3気圧で、現代の時計としては最低限レベルの性能です。ノモスのドレスウォッチはほとんどこの数値で、これ以上の性能を持つ製品はクラブやタンジェントスポーツなどです。日常生活で滅多な事では水分の侵入はありませんが、不安が残るのであともう少し性能を上げて欲しいです。

 

総括

時計好きになって初めて買った高級時計で、一年間ほぼ毎日間着けていたくらい気に入ってました。これが持つ文字盤の美しさと優れた視認性に魅了され、とても充実した時計ライフを過ごせました。その影響か、この頃が一番腕時計を楽しんでいたかもしれません。

しかし、高級時計に傷つけを付けない様に常に注意しながら着けていたのですが、それがストレスになっていました。それに加えてラグ造形の問題もあり、手首との視覚的不一致が強かったのが致命的になりました。どれほどいい時計でも、自身と合わなければいずれ手放す事になった例でした。

このブランドに関しては「ノモスは外装の為の加工ではなく、どちらかというとムーブメントに力を入れるメーカーなんだ」と感じました。方向性としては私が求めるのと大きく異なるので、今後このブランドから買うことありません。ですが、楽しませてもらった思い出もあって好きなので、新作などのブランドの動きには注目しています。

初心者にとっては若干扱いにくい時計で、同じ値段で無難にオメガかIWCを選べばよかったと後悔もしました。この様に文句はありつつも、持っていてとても楽しい時計でした。自分の方向性を強く決めるきっかけになった、いわゆるターニングポイントの様な一本でもあります。

2019年の振り返り

今年も残すところあとわずか。

リアルでも時計ライフでも大きな変化があった年でした。主に起きた事は以下の通りです。

 

ブログ開設

人様のブログを張り付く様に読む様になってから、自分のブログも開設したかったのですが、持ち前の行動力のなさによって数年間も引きずってしまいました。とうとう解説する事ができ、やはり人生を決める大部分は行動力だと実感しました。

記事を書いている手応えとしては、不慣れでまだまだ至らない部分があるので、これから上達していきたいです。書いている途中でも、文章や構成のちぐはぐさが気になってかなり悩んでいます。来年はこの部分が良くなっているように頑張る必要がありますね。

まだまだ記事数も多くありませんが、当ブログをこれからもマイペースに徐々に充実していくつもりです。

 

ツイッター開設

ブログの直後に開設し、本ブログのサブとして機能しています(関係ないツイートも多いですが)。

様々な情報に触れて見識が大幅に広くなり、自分もまだまだ知らない事だらけだと改めて分かりました。

フォロワーさんとの交流もあり、今までできてなかった時計トークの願望も部分的に満たす事ができました。リアルでは同世代で腕時計に詳しい人が全くいなかったので、非常に貴重な体験をさせて頂きました。

 

バルジュー7750搭載機への挑戦

f:id:SOLmachina:20191228124421j:image
f:id:SOLmachina:20191228124417j:image

機械式クロノグラフに興味を持った頃からうるさいほど目にしたムーブメントですが、その厚さから今まで敬遠し続けていました。実際に使ってみると、時計の厚さはケースの造形次第では許容できるものだと気付きました。

これによって自分の許容できる厚さの上限が上がりました。クロノグラフに限らず、今まで厚さのせいで諦めていた時計達にまた目を向けることができました。自分の中の制限が取れたので、このチャレンジをしてよかったと思いました。

厚さはある程度克服できましたが、また別の理由でこのムーブメントが苦手になりました。その理由とは操作性の悪さで、自身が使う事でしか実感できない問題でした。詳しくは近日投稿する予定のオールドナビタイマーのレビュー記事内で解説するので、ぜひ読んでみてください。

 

クロノマスター、クロノシュポルト購入

f:id:SOLmachina:20191228124430j:image

この一年だけで二本も買ってしまいました。できれば一年に一本のペースで抑えたかったのですが、買うつもりがなくても面白い時計探しをしていると自然に買ってしまうものですね。

買ったは良いものの、以前ほど買った後の満足感感じ取れなくなりました。これについては手持ちのIWCメカクォーツの存在が起因しています。これは約20万で購入したのですが、この値段以下の時計を購入してもこのIWCの満足度を超えるのは不可能だと悟りました。それほどIWCは完成度が高く、それを超えるのが難しいのです。この事があり、時計収集も一区切りつきました。この満足感を超えるにはやはり上の価格を狙う必要がありそうです。

今までのコレクションの方向性はなるべく廉価価格で逸品を探す事でしたが、今後は高級ブランドのエントリーレベル程度の物を手に入れたいと思います。自分が好む価格帯ではどうしても制限があるみたいなので。狙っているのは高級時計入門の定番であるスピマスプロなどでしょうか。

 

以上のように、時計趣味で大きな動きがあった年でした。ブライベートの面もかなり混沌としていたので、人生全体でも忘れられない歳になりそうです。来年はどの様な年になるのか楽しみですね。読んで頂きありがとうございます。それでは良いお年を。