気になる時計 ブライトリング モンブリラン38ジャパンエディション part2
モンブリラン38ジャパンエディション紹介の続きです。
<サイズ>
ケースの直径が38mm。標準的的であり、自分のぴったりな適正サイズです。
ケースの厚さは13mm。自分にとって自動巻クロノグラフとしては貴重な薄さ。
ラグ幅は20mm。スタンダードな幅です。
数字で見ると、全体的にバランスの良いサイズ感です。特に大きな評価点は13mmという薄さ。13mmははっきり言うと厚めの部類ですが、ギリギリ許容範囲なのです。14、15mmのクロノグラフが多い中、この薄さのクロノグラフはありがたいです。
<ストラップ>
ブライトリング公式から様々な種類のストラップが販売されています。革ベルトだけでも素材別に選べます。
メタルブレスは7連の物で全体的にポリッシュ仕上げです。7連ブレスとポリッシュが相まってかなりいかつい雰囲気を出します。自分だったらこれだけ目立つものは敬遠します。ブライトリングのブレスは装着感がかなり高いだけに少し勿体無いです。
個人的にオススメするのは革ベルトです。時計本体部分のフルポリッシュとベルトの大人しさがバランスを取ってくれます。更に、白いステッチがパイロットウォッチ感を引き立たせるのも評価点です。
自分はどの時計でも一度はnatoストラップをつけるのですが、ケース全体がポリッシュ仕上げなのでnatoが似合わない可能性があります。
最後に本題の、気になるけど買わない理由です。
本当はナビタイマーが欲しいので自信を持って買えません。小さくて「ナビタイマーっぽい」に惹かれたので、理想はナビタイマーそのままの外見を小型化した物が欲しいです。デザインが似ていると言ってもよく見たらやはり別物です。要はナビタイマー欲への妥協案なので、買った後に「やっぱり本家のナビタイマーが欲しい!」という風にならないか心配です。
次に、定価が70万円前後します。とても手が出せませんし、これくらい払うなら同じ値段のアンティークナビタイマーを買います(サイズも小さめです)。だとしたら値段が半分以下の中古を買うことになります。しかし、ブライトリングのオーバーホールは非正規差別があるので気安くオーバーホールを頼めるような価格ではありません。正規品の倍の値段がかかります。
もしメーカーのオーバーホールがダメなら別の業者に頼めば良いと思っても、ムーブメントに問題があります。二階建てムーブメントのオーバーホールは相当難易度が高いらしく、サードパーティに任せるのは不安です。
そして全面ポリッシュなのは好みから相当外れます。腕時計は目立たない程良いと思っているので、豪快に光を反射するのは欠点です。ブライトリングの高い研磨技術が自分にとって裏目に出ています。更に、ポリッシュが綺麗なだけにちょっとした傷もかなり目立ちそうです。
とても惜しい購入候補だったのですが、他にもっと惹かれる製品があったので見送りました。ブライトリングの非正規差別がなければ購入していたかもしれません。