若年性腕時計病

腕時計にのめり込んだ若造の時計レビュー・感想

Chronosport 3752 レビュー part3

ベルト

ケースが鏡面なのと文字盤に艶があるからか、私がよく好むnatoストラップはさほど似合いません。 ミリタリー系統のデザインなのでnatoストラップが似合うと踏んでいましたが、甘かったですね。合うベルトはデザインだけではなく、四阿上げの種類にも大きく依存すると実感しました。

やっぱり時計はnatoストラップじゃないと着け心地が悪いので、これに似合わないと着けるのは厳しくなります。

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どちらかというとカーフの革ベルトがよく似合います。元々革ベルトは好みではないので大した数を持っておらず、これに合わせる為にベルトを探す必要がありました。

 

ケース

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ケースは表面にメッキが施されたもの。アンティークなので、所々メッキが剥がれております。今は許容範囲ですが、これ以上剥がれるとみっともなく見えてしまう可能性があります。何年後かに、ケースの再メッキ加工をするかもしれません。

鏡面加工ですが、アンティークによくある劣化で程よく光の反射を抑えています。

ケース裏蓋付近に摩耗の激しい箇所があります。なぜこの様な摩耗があるのか不明ですし、想像もつきません。

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裏蓋はステンレスでできています。アンティーク腕時計で、ケースがズタズタなのに裏蓋だけやたら綺麗なのはこういった理由があるからですね。

風貌が部反射コーテイングのドーム型です。光の反射が外周に集まりやすくなってしまうので、分針が指している場所の視認が難しくなってしまいます。ただでさえ視認性がイマイチなのに、ここで更に悪化させています。やはり無反射コーティングの大切さが改めて分かります。

 

 

総評

 デザインだけはかなり好みなのですが、それ以外の要素が大きく評価を落とした一本です。これは購入前に実物確認をしていれば気づけていましたし、納得できる買い物ができたはずです。アンティークは実物を見るのが必須なのだと実感しました。従って、今後アンティークのネットショッピングはしない様にします。

アンティークロノグラフを手に入れる目標は終わったので、今後はアンティークに手を出さないでしょう。この時計をもって自分はアンティークがさほど好きでもないと気がつきました。やはり現行に比べて工作精度などで劣るので、また現行品探しに集中するでしょう。