若年性腕時計病

腕時計にのめり込んだ若造の時計レビュー・感想

2019-01-01から1年間の記事一覧

2019年の振り返り

今年も残すところあとわずか。 リアルでも時計ライフでも大きな変化があった年でした。主に起きた事は以下の通りです。 ブログ開設 人様のブログを張り付く様に読む様になってから、自分のブログも開設したかったのですが、持ち前の行動力のなさによって数年…

ノモス チューリッヒ レビュー part2

ノモスチューリッヒレビューの続きです。 ムーブメント 搭載しているムーブメントはノモス自社ムーブメントのイプシロン。昔のノモスはetaを改良した物を搭載していましたが、現在は全ての時計に自社ムーブメントを採用しているようです。購入当時は自社ムー…

ノモス チューリッヒ レビュー

オリエントスターを購入して腕時計沼にどんどん深くハマっていった時期に、勢い余って購入したのがこのノモスのチューリッヒです。この頃はまだまだ自分の好きな青色の腕時計が多かった頃ですね。いろいろ考えて手放して今はもう所有していませんが、この時…

オメガ スピードマスターデイト 3513.50 レビュー part2

ベルト バックルに微調整穴がなく、腕にちょうどいいサイズで着用できませんでした。一つコマを外せばキツく、一つコマを足すとブカブカになってしまいました。微調整ができないならコマのサイスを細かくして様々な腕のサイズに対応可能にするべきです。この…

オメガ スピードマスターデイト 3513.50 レビュー

自分が所有する2本目のスピードマスター。スピードマスターリデュースド3539.50のレビューでは、スピマスへの欲求が満たされたと言いましたがその欲求が再発しました。クロノグラフ好きとしてはやはりどうしてもスピードマスターの存在は意識してしまうんで…

気になる時計 Maen Skymaster38 part2

サイズ ケース径は38mmなので私の手首にはジャストサイズ。 全長は46mmで手首の幅にしっかりと収まります。 機械式クロノにおいて肝心な厚みは12.9mmなので合格です。 ラグ幅はスタンダードな20mm。 全体的なバランスの良いサイズなので、日常で大活躍するで…

気になる時計 Maen Skymaster38

新興ブランドのこういう所が見逃せないんですよね・・・!今回紹介するのはMaenという新興ブランドのSkymaster38。自分が思い描いた理想のクロノグラフとは違いますが、本当にドツボの一本です。完成度の高いアンティークのオマージュで厚みも13mmアンダーで…

好きな価格帯

腕時計ってピンキリであるので、同じ時計好き同士だとしても好きな価格帯が違うことは普通にあるんじゃないかなと思います。安いのでダイソーの300円からパテックフィリップの1億円までありますからね。 そんな自分は好きな価格帯の幅はだいたい1万円〜100万…

シチズン クロノマスター レビュー part3

<ケース> 仕上げはポリッシュですが、嫌な感じの光り方ではありません。しかし、発売当初の状態がほぼ残っていないので、仕上げのレベルに関してコメントのしようがありません。シチズンはアンティーク製品のサポートをしていないので、新品の状態に戻すこ…

シチズン クロノマスター レビュー part2

クロノマスターレビューの続きです。 <サイズ> ケースサイズは37mmで少し小さめ。アンティークはケース径が30~35mmが多く、比較的小さいモデルが多いです。しかし、これは現行品のようなサイズ感があり、アンティーク初心者でもつけやすいのが魅力的。 ケ…

シチズン クロノマスター レビュー

2本目のアンティーク時計もシチズンを買いました。1967年に販売されたクロノマスターです。やっぱりスイス製のアンティークって高いのでどうしても国産が安定になるんですよね。 <文字盤・針> デザインはあくまで一般人の日常に寄り添ってくれるシンプルさ…

気になる時計 MKII Hawkinge

今回の気になる時計はMKIIのHawkinge。 MKIIはヴィンテージインスパイアの実用時計を販売する海外のマイナーブランドです。Hawkingeはそのラインナップの中で、IWCのマーク11をオマージュしたものです。 <文字盤・針> フェイスはマーク11そのままにデイト…

理想のクロノグラフ

理想といっても私の知識内で実現可能な範囲でのものです。理想は一言で「最大限に自分の生活に寄り添ってくれるクロノグラフ」です。やはり実生活に対応できない時計というのはどれだけ最初は気に入っても次第に着けなくなります。一言で言うととても簡単な…

実用性と趣味性の両立

腕時計においては実用性と装飾性は相反する事が多いものです。しかし、腕時計を楽しむにはこの両方必要です。 実用性を最大限まで追求するとチプカシやG-SHOCKなどのデジタル表示、多機能、頑丈なものになります。腕時計のレビューでは視認性と実用性に関し…

Sinn 556キラー!? Damasko DS30

Damasko Watch Technology Damasko DS30 Self Winding Mechanical Watch, Models DS30 タイトルの通りに呼ばれた腕時計が上のリンクの時計。ダマスコというブランドのDS30です。556と似たモデルで、ケースの形状はほとんど同じに見えますね。以下は目に留ま…

オメガ スピードマスターリデュースド3539.50 レビューpart3

<ケース> スピマスは独特な形状をしているのですが、こちらも例外ではありません。ケースを横から見ると、ベゼルの部分だけ浮いて出っ張っているように見えます。これの悪いところは、ベゼルをぶつけてしまいやすく、へこみやすいところです。ベゼルをぶつ…

オメガ スピードマスターリデュースド3539.50 レビュー part2

オメガスピードマスターリデュースドレビューの続きです <ムーブメント> ムーブメントはETA 2894-2。詳しく言うと2892にクロノモジュールを追加したものです。いわゆる二階建てクロノグラフムーブメントで、スピマスリデュースドが嫌われる理由の一つでも…

オメガ スピードマスターリデュースド3539.50 レビュー

すでに手放した時計、スピードマスターリデュースドのレビューです。これは3510.50のアップデート版とも言える立ち位置の時計です。3510.50と3539.50は共に、俗に言われる二階建てクロノグラフの時計です。スピマスプロ愛好家には嫌われることが多いですが、…

中華製手巻きクロノグラフムーブメント ST19

以前手巻きクロノグラフに普及してほしいと話しましたが、マイクロブランド界隈で広まってるのがこのST19というVenus 175の中華コピームーブメント。アンティーク愛好家ならご存知かもしれませんが、Venusはかつて存在したムーブメントメーカーです。その中…

インデックスに届かない針

私は腕時計を選ぶにあたって重要視している要素の一つが針の長さです。具体的にいうと針がミニッツインデックスに届いているかどうかです。届いていないと針が何分を指しているのか瞬時に把握できないので、視認性に大きく関わってきます。そういった時計は…

スケルトン文字盤

機械式でスケルトンの腕時計ってかっこいいですが、私は欲しいとはあまり思いません。腕時計趣味に目覚めたばかりの頃は欲しいと思っていたのですが、当時はかっこいい時計と自分がつけたい時計の区別ができていませんでした。 一つ目の理由は、つけた時に自…

オリエントスター セミスケルトンWZ0231DA レビュー part2

<ケース> シースルーバックのガラスが出っ張っているので皮膚にめり込みやすく、状況によっては痛みすら感じる時もあります。ムーブメントへの装飾もそれほど凝っている訳ではないので、ソリッドバックでも良さそうです。さらに、シースルーバックの欠点は…

オリエントスター セミスケルトンWZ0231DA レビュー

初めて購入した機械式腕時計、オリエントスターセミスケルトンのレビューです。 <文字盤・針> ベースはクラシカルなデザインですが、オープンハートなどの装飾が加わり、現代的な要素と調和が取れている印象です。文字盤の綺麗な青ともよく似合います。 ロ…

試着と試用はまるで違う

「結局買って使って見ないとわからない」というのは腕時計に限らず、どの商品にも当てはまると思っています。腕時計の場合、試着させてくれるのは嬉しいんですけどその時の着用感って当てにならないんですよね。試着は自分の腕の上に乗ってる印象を確かめる…

気になる時計 ブライトリング モンブリラン38ジャパンエディション part2

モンブリラン38ジャパンエディション紹介の続きです。 <サイズ> ケースの直径が38mm。標準的的であり、自分のぴったりな適正サイズです。 ケースの厚さは13mm。自分にとって自動巻クロノグラフとしては貴重な薄さ。 ラグ幅は20mm。スタンダードな幅です。 …

気になる時計 ブライトリング モンブリラン38ジャパンエディション

今回の気になる時計はモンブリランのこのモデル。ブランドとしては賛否両論なイメージがあるブライトリング。確かにクセが強いところがありますがいくつか好きな製品を販売しており、これもその一つです。 <文字盤・針> ブライトリングの代名詞的な回転計…

並行差別対策

商売の都合上、非正規品に対して割高な値段でオーバーホールをするメーカーがあります。有名どころではブライトリング、ジン、ノモスなどがあります。毎回メーカーにオーバーホールに出すと出費がかさんで困りますよね。自分は正規品より中古、並行派なので…

対比を用いたケースサイズ計測

ケースの全長を知りたい人、私以外にもたくさんいると思います。しかし公式ホームページを見てもそれを教えてくれない場合が多いです。非公式のフォーラムで数値を探せるのですが、どれくらい信憑性があるがわかりません。自分の目で見て確かめないと不安な…

シチズン レコードマスター レビュー part2

シチズンレコードマスターレビューの続きです。 <サイズ> ケースサイズは36mmで少し小さめ。 ケースの厚さは11mmで袖に収まりやすいの薄さ。クロノグラフでここまで薄くできるのは手巻きの特権です。 ラグ幅は18mmでスタンダードなラグ幅なのでストラップ…

シチズン レコードマスター レビュー

初めてのアンティーク腕時計、シチズンのレコードマスターです。手巻きクロノグラフを探しているとやはり自然に行き着く先がアンティークです。1960年代に発売され、生産期間が短く割とレアなモデルだそうです。正統派のクロノグラフではありませんが、比較…